2005年04月28日

尼崎脱線事故、これまでのまとめ

昨晩、この脱線事故関連のニュースをテレビでみていたら、遺族の一人が「JRも県警も精一杯やってくれている。どうしてそんな彼らを責められようか。責任はこの緩みきった社会にある」とマスコミにコメントしていたのが印象的だった。

何か大きな失敗をしなければ、現状の体制を正すこと、そしてその欠陥に気付くことが出来ない。JR西日本は、事故の翌日から若い運転士に対して職員の添乗を実施したという。もし、あの脱線した快速電車の運転士に別の職員が添乗していたら、こんな事故などおきなかったはずだ。

奇しくも今回の事故で、日々過密なダイヤのプレッシャーと戦う運転士の心理が露呈した。お客様の信頼を得るには1分の遅れも許されないという過酷な管理体制で、私鉄との厳しい競合に勝ち抜かなければならないという輸送スピード重視の経営理念は分からなくも無い。だが、信頼は多数の人命を犠牲に払うような、博打をして得るものではない。

根本的な所を見落としがちなこの社会は、確かに緩みきっているのかもしれない。


・死亡者100名を超す、JR発足以来最悪
4/28の時点で、死亡者の数は104名となり、国鉄時代からでは史上二番目、JR発足以来では最悪の数字となった。また、尚も車内に取り残されている人がおり、今後もこの数は増える見込み。

・非常用ブレーキで車輪がロックか、レール上に微細な傷跡あり
非常用ブレーキで車輪がレールに密着したままスリップし、強い摩擦力でせり上がる「乗り上がり脱線」を誘発した可能性が浮上した。

・JR西日本が役員賞与を全額カットへ
JR西日本は27日、宝塚線での列車脱線事故の責任をとり、取締役と監査役の13人全員について、05年3月期の利益処分案で役員賞与を全額カットすると発表した。前期の役員賞与は計1億100万円。

投稿者 catast : 2005年04月28日 14:39 [ 24 | 海外ドラマ ]

歯の黄ばみが!ヤニが!じゅわじゅわぁ〜!ドバドバ〜!

ナビゲーション

上記に関連した記事は、JR宝塚線(福知山線)快速電車脱線事故からどうぞ。
このブログのトップページはこちらからそうぞ。

前の記事:JR宝塚線脱線事故、次々と明るみになる新事実
次の記事:尼崎脱線事故、高見隆二郎運転士が遺体で発見

amazon search

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://zaike.s15.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/111

コメント

コメントしてください

サイン・インを確認しました、 . さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?