2006年01月13日

楽天がポイント贈与キャンペーンを休止、不正利用者には相当額を請求か

“教祖”降臨―楽天・三木谷浩史の真実

大手インターネットショッピングモール楽天市場内にある書籍専門販売サイト楽天ブックスで、昨年末から行われていた楽天市場内で1ポイント1円として利用できる楽天スーパーポイントを配布していたキャンペーンで、アカウントの多重取得(一人が複数のIDを取得すること)などによるポイントの重複取得が多数行われていた問題に対し楽天側は9日、配布したポイントを一旦全て無効とする処理を行い、さらに楽天側が不正に取得したと判断したユーザーがそのポイントを使用し楽天で商品を購入していた場合、実際に使用したポイント分と同額を請求することを決定したもよう。

このキャンペーンは、もともと楽天が新規会員獲得の目玉として用意していたものだったが、既存の会員でも正当な手続きのページを飛ばしてポイントの得られるページに直接アクセスすることで簡単にポイントが得られたこと、さらに当時楽天の規約では認可されていた一人で複数のアカウント取得により、いくらでもポイントを得ることが出来たため、12月31日に大型掲示板2ちゃんねるで公開されたことを皮切りに、年明けから情報系の個人ブログなどでも多く取り上げられるなどしてネット上で急速に広まった。

中にはスクリプトを作成し、楽天に自動で膨大なアカウントを作成し、永遠とポイントを取得し続けた人もいたようで、こういった行為を見かねた楽天側が、キャンペーンの中止と贈与したポイントを無効とする強行措置に踏み切ったとみられる。asahi.comの調べでは、このようにして不正に取得された楽天スーパーポイントは、千数百万円分にのぼるとしている。

この楽天からの一方的な決定を受けて、今回贈与されたポイントを使って既に買い物を済ませた一部のユーザーからは「今回のキャンペーンが無ければ楽天で買い物などしなかった」「そもそも認証なしの直リンクでポイントが得られるシステムがおかしい」「これはワンクリック詐欺だ」などの不満の声も上がっている。また、楽天側がポイント不正取得の事実を認知していながら、10日間もキャンペーンを停止せずに放置したことも、被害を拡大させた一つの原因だとする意見もある。

ただし、楽天側は「正規の手続きを経て取得したと判明したユーザーには順次ポイントを返還する」と発表しているものの、返還されない“不正”の基準を公表していないため、ポイントが戻ってくるはずのユーザーにも混乱を招いているようだ。

また、13日から楽天のサポートセンターからの返信メールが自動化され、今回の件への問い合わせの回答が全て定型文での返信に変更された。その内容によると、18日までこの方式が取られるようで、19日以降、改めて楽天側から何らかの発表があるのではないかと見られている。不当な手段でポイントを済ませたユーザーへの請求が本当に行われるかが、以降最大の焦点となる。

投稿者 catast : 2006年01月13日 22:27 [ 24 | 海外ドラマ ]

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